独占インタビュー:武装集団ARSA元メンバーに聞く「ロヒンギャの復讐心」

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2017年8月、ミャンマー軍によるロヒンギャへの大虐殺が起きた。長い歴史の中、戦争によって 生まれた増悪は新たな増悪を生み、報復戦争へ人々を駆り立ててきた。長年の弾圧、残酷な大虐 殺を経験したロヒンギャは、果たして今「復讐」を望んでいるのか。

2017年8月に起きた大虐殺は、ロヒンギャからなるARSA(アラカン・ロヒンギャ救世軍)と呼 ばれる武装集団が、ミャンマー軍の施設、警察部隊へ襲撃した事がきっかけに起きた。このた び、ARSAの元メンバーだった男へのインタビューに成功した。

その男は大虐殺の直後からARSAに加盟した。ARSAは基本的にトレーニングを丘の上で行い、メ ンバーはジャングルの中で過ごす。そのため、キャンプ地に住むロヒンギャのなかには、ARSAの ことを見た事もないという人は少なくない。

役割は、終始「下っ端」だったという。コアメンバーへの食材配給が主な仕事で、その他の時間 はランニングや竹槍を使ってのトレーニングを行っていた。。武器は竹槍や斧しかなく、「とても ミャンマー軍に太刀打ちできない」とも言っていた。 実際のところ、ARSAの存在については多くのメディアで議論されているが、存在してるかさえ確 かではないのだ。ロヒンギャ大虐殺の口実の為、ミャンマー政府が自作自演したとも言われてい る。

しかし、ARSAの存在の有無は確かでないにしても、ミャンマー軍への報復を望んでいる人々が多 く存在することは確かだ。特に若者の多くはARSAを支持し、ARSAへの入隊を強く希望している という。現地にいるロヒンギャへ聞いたところ、「報復しても勝てない、諦めている。ただ、勝 てる強さがあるのなら報復したい」という意見は圧倒的な数であった。

これだけのロヒンギャが報復を望んでいることは、ある大きな問題を生み出す危険性があると筆者は考えている。

ARSAは、存在しようとしていまいと、事実上機能していない。上述したように、武器は竹槍や斧 だけで、資金もろくになく、多くのロヒンギャはARSAでは反撃できないと考えている。

しかし、そんな状況下で、他の組織が介入し、「うちの組織のもとで復讐をしよう」と豊富な資 金と戦力を手札に勧誘をしてくれば、多くのロヒンギャは首を縦に振るだろう。抑えきれない怒 りに加え、長年教育を受けられなかったロヒンギャの人々は、容易に洗脳される状態となってい る。

報復を諦めていたロヒンギャも、希望を胸に加担を始め、それはやがて巨大な組織となって、新たな悲劇を生んでしまう可能性があるのだ。

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